負荷試験について
よくある質問
非常用発電機/非常用発電設備とは?
停電時に電源を供給する装置です。現在、防災用と一般停電用を合わせて約140万台が設置されています。
負荷試験とはどんな内容ですか?
発電機が正常に作動するかの確認はもちろん、発電時の電流チェック、内部に蓄積しているカーボンの排出も行います。
当社では約1時間の運転を行うことで、部品の交換や定期点検(無負荷)では分からない状態の確認が可能です。
非常用発電機の負荷試験は必ず行わないといけないのですか?
1年に1度の総合点検時に負荷運転又は内部観察等を実施する事が義務付けられています。
ただし、潤滑油等の交換など運転性能の維持に係る予防的な保全策が講じられている場合には、
負荷運転の点検周期を6年に延長する事となっています。
2019年6月以降に前規定に基づく負荷運転を実施している自家発電設備については、
運転性能の維持に係る予防的な保全策を講じることにより、当該負荷運転を実施してから6年を経過するまでの間は、
運転性能に係る点検※を実施しないことができること。
また、2019年5月以前に負荷運転を実施している場合であっても、
運転性能の維持に係る予防的な保全策を講じていたことが過去の記録等により確認できるものに限り、
当該負荷運転を実施してから6年を経過するまでの間は、
運転性能に係る点検※を実施しないことができることとなっています。
内部観察等とは何ですか?
過給機のサイレンサー及び過給機ダクトを取り外し、コンプレッサ及びタービン 翼の内部を確認。
過給機を取り外した部分から排気管内部を確認。
燃料噴射弁を取り外し、作動させて、噴射状態と噴射圧力を確認。
シリンダヘッドを取り外し、シリンダ摺動面等の内部を確認。
又は ・燃料噴射弁を取り外し、取付穴から内視鏡を挿入し内部を確認。
潤滑油の成分分析、冷却水の成分分析。